母と伯父の20年間 中編
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伯父と母のまぐわいに気付いていない賢一は、部屋で見つけた狐の面を見ながら言い知れぬ気持ち悪さを増幅させていた。風呂から戻った母に「ここなんか気持ち悪いよ。伯父さんも」そういう賢一をあしらいさっさと寝てしまう母。眠りに就いた賢一は不気味な夢を見る。狐の面をかぶった自分と同じように狐の面をかぶった男が3人。四方から裸の女を取り囲み女の体をまさぐる。その裸の女とは母親の雅で狐の面をかぶった男たちは全て自分だった。母親を犯し母親に射精していく4人の自分。最後の自分が射精したところで賢一は目を覚ますのだった。翌朝、台所で朝食を作る雅は賢一の味噌汁の椀に謎の粉末を入れるのだった。起きてきた賢一は朝食を食べ、縁側では伯父と母が会話をしていた。「もう、後戻り出来なくなるけどいいんだね…雅」そういう伯父。朝食を終えた賢一は猛烈な睡魔に襲われる。遠のく意識を中で自分を見つめる伯父と母の姿を見ながら賢一は眠りにつくのだった…
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シリーズ↓
母と伯父の20年間 前編